2007年02月09日
にほんの建築家を読んで
今年、一発目に読み終えた本です。
伊藤豊雄氏の若かれし頃から始まり、所員との接し方などのエピソードが面白く、共感したり批判めいた感情になったりと、自分をかえりみながら読みふけっちゃいました。「このままで良いのかオレ?」って何度も問いかけちゃいました。
ちなみに自分が色について敏感になっているのは伊藤系建築の影響ではなく、ピエトモンドリアンからの刺激がスタートです。
この本を読んだ後、藤森氏との対談まじりの「住宅セレクション30」も読み返してみて、建築の流行について更に深く考えさせられました。自分はどの流れにいるんだろう?いや、流されるままに探求してもいいかもね。
しかしながら、

その後、この単行本を読んで視点がまたまた変化しました。最終章で隈研吾氏がドイツ人建築家ブルーノ・タウト氏の思想をうまく伝えながら書いており、日本的な空間の良さにグッときちゃいました。京都旅行でスケッチした事を思い返しちゃいました。いつかは木造建築に関わりたいな。。。。
この本はまちづくりに関わっている方々にはお勧めの一冊です。
いろんな方々の建築に対する考え方を多く知っていきたいと思う今日この頃でした。
Posted by aki at 22:56│Comments(0)
│La vie